- 2009年12月13日 14:54
- Altium Designerの機能/用法 | アンビルコンサルティング
10月 22日に Windows 7 がリリースされてから 2ヶ月近く経ちました。
この新しい OS は大変好評のようですが、アルティウムではまだこの OS に対するサポートは表明しておらず、一ヶ月くらい前にアルティウムに問い合わせたところでは、「動作しないということではないが、動作確認に手間取っておりアナウンスが遅れている」とのことでした。
そこで弊社では、最近導入した Windoes 7 の PC環境に、Altium Deisgner Summer 09 をインストールしてみました。
この新しい PC は以下の構成のノートブックです。
・ OS : Windows(R) 7 Professional 日本語版 64ビット
・ CPU : インテル Core i7-720QM プロセッサー
・ メモリ : 4GB デュアルチャネル DDR3-SDRAM メモリ
・ グラフィック : ATI Mobility Radeon HD 4570 512MB
・ ハードディスク : 128GB SSD
新しい OS という事だけでなく、64 ビット版ですので何らか不具合が出ることを予想していましたが、難無くインストールでき、回路図と PCB の範囲で基本的なレベルの動作をテストした限りにおいては、特に問題は見あたりませんでした。
ただし起動直後に 「64 ビット版に対しては、パラレルポートのドライバーがサポートされていない」というメッセージが表示されます。このため 64 ビット OS 環境では、USB がサポートされていない 古い Nanoboard (NB1) を使用することはできません。
また 64 ビット OS 環境での制限については、Altium Designer ユーザー情報サイト の 64ビットOSへの対応について にも説明がありますのでご覧ください。
今回の動作を確認の内容については説明を省きますが、回路図、PCB の編集とレポート機能について、出張デモの説明手順に従い一通り試しました。
以上の結果から得た感触として、回路図と PCB 範囲であれば Windows 7 の 64 ビット環境でも問題は無いと思われます。しかし詳細なテストを行ったわけではありませんので、実際に移行される場合には事前に充分なテストをされるかまたは、アルティウムからサポートがアナウンスされるまでお待ちください。
また、もしWindows 7 の 64 ビット環境で不具合が発生した場合には、弊社でも確認させていただきますので、ご連絡ください。 ただし今のところ弊社のサポート部門は Windows XP 32 ビット 環境で業務を行っており、Windows 7 の 64 ビット環境で生じた不具合に対しては、解決に至るまでのサポートをお約束することはできません。
また、ついでに Protel 99 SE が、Windows 7 64 ビット環境で動くかどうか試してみました。
こちらも詳しく動作を確認したわけではありませんが、回路図、回路図ライブラリ、PCB、PCB ライブラリの各エディタで、新規作成と既存ファイルのオープン、ファイルの保存および、基本的な編集機能については一通り確認しました。
まず、Protel 99 SE SP2 をインストールした後 SP6 にアップデートしましたが、インストールプロセスを含め、特に不具合は生じませんでした。 10 年前のリリース当時このProtel 99 SEは、やたら重くて何をするにもけっこう待たされるソフトでした。しかし今の環境ではたった 1 秒で起動し、サクサク動いてしまいます。
なお当然ながら、この Protel 99 SE ついてはWindows 7 および 64 ビット OS に対するサポートの予定はありませんので、この新しい OS 環境でご使用になる場合は自己責任でお願いいたします。
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