- 2009年2月 1日 00:44
- アンビルコンサルティング
Altium Designer 08 以降アルティウム製品の年間保守契約のスキームが大きく変更され、年間保守契約の重要性が高まりました。 アルティウムのメンテナンス
周知のとおり、Altium Designer 08 以降 "twice-yearly product release program " により、ユーザに対して一年間に 2 回のメジャーアップグレードのリリースが約束され、保守契約期間中のユーザにだけこのアップグレードが無償提供されます。
また、もしこの保守契約に加入していないという場合でも、アップグレードを購入して最新版に移行することができます。しかし出費を最小限に抑えるためには保守に加入する必要があります。
そこで、あらためてこの年間保守の契約をお奨めするとともに、契約に際して注意しなくてはならない点などをお伝えしたいと思います。
(1) 新規購入またはアップグレードには、年間保守が付いています
Altium Designer を新規またはアップグレードで購入していただいた場合、年間保守がついていますので、購入後 1年間はアップグレードおよびテクニカルサポートが無償で提供されます。
(2) 年間保守は、新バージョンがリリースされる前に加入しなくてはなりません
年間保守は、現行バージョンの製品だけに対する保守契約です。従い、新しいバージョンがリリースされ、お使いの製品が旧バージョンになってしまうと保守契約を行なうことはできません。すなわち、新バージョンは半年ごとにリリースされますので、長くても半年以上メンテナンス切れの状態を放置できないということになります。
(3) 保守契約期間の終了後でも保守に加入できますが、期間が短縮されます
保守契約は、期限が切れるまでに次の契約をしていただくのが基本ですが、期限が切れた後でも契約が可能です。しかし、期限が切れてから契約した場合、保守の終了日は新規契約の日から 1 年間ではなく、前回の保守契約は切れた翌日から 1 年後になります。この場合、保守が切れている期間はサポートが受けられませんので、結果的には保守を切れ目無く継続した方が得ということになります。
(4) 保守契約の費用は新規購入価格の 15 % 程度に設定されています
保守契約の費用は標準小売価格の約 15 % に設定されています。このため7年間保守を継続した場合その出費の合計は、新規に 1ライセンス購入できる金額に達します。これが高いか安いかは、それぞれの現場で判断していただくしかありませんが、同業他社と比較しても特に割高なものではないと思います。またトレーニングセミナーの無償受講券やテクニカルサポートも提供されますので、出費に見合う費用対効果を得る事は、それほど難しいことでは無いのではないでしょうか。
保守契約に関しての要点は以上のとおりですが、これは非常に重要な事項ですので慎重に状況を分析してご判断いただきたいと存じます。そしてもし保守契約継続の方針が決まりましたら、早めに予算化していただくようにお願いいたします。
また、もし保守契約のタイミングを逃してしまった場合には、以下の方法よって最新バージョンを入手することができます。
(1) アップグレード
現行バージョンよりも 1 世代および 2 世代前のバージョンの製品であれば、アップグレードによって最新版の製品を入手することができます。この場合、1 世代の製品(Summer 08)からのアップグレード価格は、新規購入価格の約 23%(拡張セット)および、26%(基本セット)に設定されています。また、2 世代の製品(Altium Designer 6)からのアップグレード価格は、新規購入価格の約 42%(拡張セット)および 63%(基本セット)に設定されています。なおこのアップグレードには、年間保守が付きます。
(2) レガシーアップグレード
現行バージョンよりも 3世代以上前の製品に対しては、レガシーアップグレード価格によって最新バージョンの製品が購入できます。Protel 2004 以前のバージョンの製品がこれに概要します。この場合の価格は新規購入価格の約 79% になります。プロテルの旧製品だけでなく、同世代の P-CAD 旧製品もこのレガシーアップグレードの対象となります。なおこのレガシーアップグレードにも、年間保守が付きます。
レガシーアップグレード
以上のようにアップグレードを購入するという選択肢もありますが、やはり年間保守契約よりもだいぶ割高になります。
また、この保守契約のスキームの変更にあわせて、テクニカルサポートの方法が変更されました。この変更により、従来はアルティウム ジャパンが直接お客様からの問い合わせをお受けしておりましたが、現在では商品をお届けした代理店がお客様からのお問い合わせの窓口になっています。
アルティウム ユーザのサポート窓口 サポート窓口と、お問合せの方法
弊社では商品をお届けするだけでなく、テクニカルサポートにも力を入れておりますので、年間保守契約の際には是非とも弊社をご利用いただくようお願いいたします。
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