- 2008年11月 2日 22:54
- Altium Designerの機能/用法
Altium Designer の回路図エディタで良くいただくお問合せの一つに「SPACE キーを押しても、部品が回転しなくなった」というものがあります。
たいていの場合これは不具合ではなく、キーボードが日本語入力モード(FEP が動作している状態)になっているか、または部品の移動が Drag モードに設定されていることが原因です。
SPACE キーを押しても部品が回転しない場合にはまず、日本語入力モードになっていないか確認してください。そして次に部品移動のオプションが「常にドラッグ」に設定されていないかどうか確認してください。
上記の訂正により、SPACE キーで部品が回転するようになると思いますが、念のためこのトラブルの原因となっている Move と Drag の 2 つの部品移動モードについておさらいをしておきたいと思います。
部品移動には Move と Drag の 2 つのモードがあります。Move モードでは部品をつかんで動かすと、配線はそのままの位置に固定されたままで、部品だけが移動します。一方、Drag モードでは、部品に接続されている配線が繋がった状態のまま部品といっしょに移動します。
Schematic Preferences のデフォルトは、Move モードになっています。しかし、Move モードに設定されていても、Ctrl キーを押しながら部品を動かすと一時的に Drag モードに切り替わり、配線がついてきます。

Schematic Preferences ダイアログボックスの「常にドラッグ」の項目にチェックを入れると、デフォルトが Drag モードに切り替わり、Ctrl キーを押さなくても配線がついてきます。そしてこの設定では、Ctrl キーを押しながら部品を動かすと、逆に Move モードに切り替わります。

しかし、「常にドラッグ」の項目にチェックが入っている状態では、Space バーの機能は部品の回転ではなく、配線形状の変更に割り当てられていますので、Space キーを押しても部品は回転しません。
Space キーで部品を回転させたい場合には、この「常にドラッグ」の項目のチェックを外してください。
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